桜迦(オウカ)先生に相談開始

「もしもし、こんにちは。」

「はい、こんにちは。桜迦(オウカ)と申します。よろしくお願いします。」

「お願いいたします。杏(あん)と申します。」

「杏さんね。はい、こちらこそよろしくお願いします。さて、生年月日を教えてもらっていいかしら？」

「私のですよね？」

「私の、うん。」

「19XX年XX月XX日です。」

「今日はどんなことで、お電話いただいたのかしら？」

「付き合って2年目の彼氏がいるんですけれど。最近、私のほうが転職をしまして。そして会社で別の方をちょっと好きになってしまっていて…職場の先輩なんですけど、その人も私に好意を寄せていただいていて。デートに誘われるようになったりとかしたんです。でも彼のことも好きなので、私は悪いなぁと思って、まだデートには応じていないです。なので彼とちょっと距離を置いて、今気になっている先輩と、私は付き合ったほうがいいのか、どうか？というのを知りたくて。」

「彼と、そのもう一人の人の、生年月日を教えて。」

「彼が19XX年XX月XX日です。で、会社の先輩が19XX年XX月XX日。」

あえて占いの結果は教えない！？

「どっちも、杏ちゃんのことを好きだね。」

「そうですか!」

「これは悩むわね。これさ、もうちょっと割り切って、杏さん自身がさ、考えて。その先輩と付き合うとかっていうよりも、先輩とお食事に行ったりなんかするというのは、ひとつのさ、見極めの方法だから。それを、友達とかみんなにいうとさ、「何、二股かけてるの？」と言われちゃうから、みんなに言わないで。ね、そんなことはいちいち言わないで。だってさ、何も知らないで断るっていうのも、ちょっとさ、あとで後悔するはずだから。」

「そうですよね〜」

「これがさ杏ちゃんさ、私がね、この人のほうが縁が強いし、この人とあなたは今後こうなるよということを、今鑑定で言ったとしたらさ、逆の、もう一人の人のことがすごいさ、気になってもさ、諦めきれるかっていうところなんのよ。」

「そうですね。」

「ね、もう最終的には、占いがそう言ったんだからいいや、というふうになるから、ね。そうすると、この占いにかけたお金は無駄遣いになるから、ね。私は、たぶんこうなるだろうなというのが見えたとしても、今の杏ちゃんに伝えないから。伝えて欲しいかもしれないけど、伝えても意味がないと思うから。」

「そうなんですね。」

「ね、うん。だからね、これ、ものの考え方でね。そしたらね、会社を選ぶ時にさ、内定をもらっても違う会社の会社訪問ってしたんじゃないの？」

「うん、ちょっとしました。」

「したでしょ？一緒ね。内定をもらっている彼がいても、もしかしたらもっと違う、自分にとってもっと良い人がいるかもしれないと思った時に、先輩と食事に行ったりなんかするのは会社訪問。でも、先輩にもう決めるっていうのじゃなくてさ。先輩が、どこまで自分をどう思っているのか？というのをちょっとね、見たほうがね、見極めたほうがいいと思うの、一つのもう人生の経験だから、これ、ね。」

「なるほど。」

「それがさぁ、二股をかけているとかなんとかっていう人はさ、モテてる杏ちゃんに対するやっかみも半分入ってるから、ね。いちいちそういう時に、お友達に、仲が良くても言わないこと。」

「確かに…友達に言ったら、「え、それってどうなの？」って言われて。私自身も、あまり器用じゃないから、二人を同時に見るっていうのもどうかなぁと、ちょっと思っていて。相手に悪いかなぁとか。」

「そんなことないから。会社訪問をしてるつもりで、彼氏訪問をしていると思えばいいの、ね。」

「なるほど、なるほど。」

「もっとね、気楽にね、まだね、2X歳なんだから。もうちょっとね、気楽に考えてごらん。じゃないと、付き合ってもみない人をさ、ただ、言っていることだけで、自分の感情だけで、相手を見極めるっていう、これほど危険なことはないから。」

「そうですね。」

「ね。でさぁ、占いがこう言っているから、じゃあそうしますって言った時も、それも危険な話だから。後で後悔するから。」

「それもそうかもしれないですね〜」

「ね。うん、だからさ、一応さ、私はこうなるだろうなというさ、予測はついているんだけど。」

「予測。」

「今それをさ、あえて杏ちゃんに言わない。」

「知りたかったな〜。」

「杏ちゃん、迷っちゃうもん。迷って電話してきているんだから。」

「そうですね、はい。」

「ね。で、その先輩とさ、まだ付き合いましょうといってご飯を食べに行くんじゃなく、付き合う前の段階としてね、先輩とご飯を食べに行ったり、一緒に飲みに行ったりするところで、その先輩を男としてどうなのか？というところをさ、よく見たほうが良いと思う。」

「そうですね。」

今の彼と先輩の性格は？

「彼にしても、この先輩にしてもね、男の資質的にはね、悪いところはない。」

「そうなんですね！」

「だから迷うんだと思う。一人の持っているエネルギーのパワーというのもさ、ね。今の彼はさ、すごくね、少しずつ、一生懸命に育てる人なの。ふたりの愛をね、育んで、育てていく、何かを築き上げていこうというパワーを持っているの。で、この先輩は、杏ちゃんの思いをフォローしてあげよう、サポートしてあげようという、そういう思いが強くある人なの。」

「はい、そうなんですね。」

「どっちを選んでも、杏ちゃんは幸せになれるわけ。あとは杏ちゃんの好きか嫌いかの好みになるわけ。」

「好み、はい。なるほど〜」

「ね。だから、何も知らないままに、先輩をやめるとか、彼をやめるとかっていうんじゃなく。彼はもう2年付き合ってるんだから、だいたい彼の性格とかさ、彼が思っていることというのは。」

「はい、分かってますね。」

「ね、もう分かっているから。この先輩に対しては、この人の今杏ちゃんに対する優しさが、本当に杏ちゃんのことが好きで、一生懸命に心の底から優しくしようとしているのか？口説いて、杏ちゃんが自分の方向を向くために、今だけ頑張っている人なのか？というのをね、やっぱり見極めるべきなのよ。」

「なるほど。」

「それをね、知ったほうがいい、男性の資質っていうかさ、ね。自分のほうに向いたら急にさ、今まではあんなにね、連絡もくれたのに、あんなに優しかったのに、なんで急に変わっちゃったんだろう？って、あとで泣く思いをしてしまうかもしれないからさ、ね。だから、ちゃんと、この人の本質的なものの考え方とかを、自分で賛同できるかどうかというのは、やっぱりさ、食事に行ったり飲みに行ったりしてさ、2人の、職場以外のところで彼を見極める時間というのは必要なわけ、ね。その見極める時間の中にさ、変にさ、杏ちゃんがさ、安売りしてさ、ついそういう関係になってしまうとかっていうんじゃなくてさ。やっぱりさ、そこは杏ブランドというさ、ブランドはちゃんとね、ちゃんと大事にしておかないと、高級ブランドにしておかないといけないからさ、バーゲンはしないこと、ね。だけども、先輩には正直に、ちょっとよく分からないから、自分の中でまだ決めかねているんだけど、私を知ってもらいたいし、先輩も知りたいと思うから、あと、ね、決めるまでもうちょっと待ってもらえませんか？って言うくらいのさ、ちゃんと言える自分でいるかどうか。」

「うん、そうですね！」

「うん。そう言って。」

嘘も方便・・・！！

「で、今の彼にはさ、それを言うのは傷つくからさ。」

「うん、そう。悪いなって。」

「うん、ね、傷つくから、そんなわざわざ傷つける必要はないからさ。彼には、今日はちょっとね、会社の先輩とちょっと食事に誘われているから、ちょっとみんなでね、で食事に行ってくるから、っていうようにさ。ね、みんなとかって一応言っておけばいいんだからさ。」

「ズルく。」

「そこはさ、嘘も方便っていうさ、お釈迦様がさ、許した嘘だから。人を傷つける、ね、ことで、正直に言うことでその人を傷つけてしまうんだったら、ね、傷つけないように、ちょっとね、ごまかすこともね、していいんだよ、というのが、嘘も方便ってね、お釈迦様がついていい嘘を教えてくれているわけ。」

「お釈迦様は、嘘はいいよって言ってくれるんですね？」

「お釈迦様は、嘘も方便だからさ、人を傷つけないためにつくことだったらいいけど。基本は正直でいなさいっていうのがさ、お釈迦様のそういう、ね、あれだからさ。相手を傷つけてしまうんだったら。」

「言わなくていい。」

「うん、やっぱりそれは、よくないからさ、ね。嘘をつくというよりも、わざわざさ、聞かれなかったら言わなければいい。」

「うん、確かに。」

「ね、明日何しているの？とかって聞かれたら言えばいいけど。何も言われなかったら、先輩とご飯を食べに行ってもいいわけ。」

「なるほど。」

「ね。だけど、それをいちいち友達とかに言うと、やっかみが入るから、言っちゃダメよ、と言っているの。」

「誰にもその相談をできないのが、すごく辛くて。」

「そうか、そうか。でもここはさ、もう大人なんだからさ、学生じゃないからね。ちょっと自分の中でさ、秘密結社になるところも必要なわけ、こういう時は。」

「なるほど、なるほど。」

「決まった段階で、彼にね「先輩と付き合うことにしたんだ」って言って、後で言えばいい。この迷っている段階で友達にいうと、やっぱりさ、「えーなんで、それっておかしくない？」とかって。もう半分やっかみが入っているから。」

「そうなんですね。」

「そう。すると、ちゃんとさ、正確なさ、判断ができない。」

「そうですね。確かに！」

「だから、私はきっとこうなるだろうといって思っても、今、それは知っても言わない。杏ちゃんの、私はその判断をさ、祈ってるから。一番良い方向に向くように、ね。だから、勉強だと思ってやってみてごらん。」

「勉強（笑）はい。分かりました。」

「決まったらさ、じゃあ、ちょっとね、あれだけども。この人にね、してみようかなって思うんだって言ったら、今度はさ、もっともっと深く、ね、太くなるように、祈るから。」

「なるほど。分かりました。」

「大丈夫です。」

「ちょっと自分で頑張ります。」

「うん、頑張ってごらん。あのね、もっとね、知ったほうがいい、先輩のことを。悪い人ではないから、この人。」

「はい、そうですね。確かに。」

「で、彼もね、悪い人ではない。で、どっちもプライドが高いからさ。」

「プライドが高い、はい。」

「下手にね、色々なことを言うとね、怒るから。だから、ちょっと気をつけなきゃいけないのは、先輩にも、先輩の前で彼のことを愚痴らない。ね。良くは言っても、愚痴らない。彼にも、この先輩がこういうふうにしてくれてるんだっていうことを、余計なことを言わないという、そこは気をつけるように。」

「はい、気をつけます。」

「ね。で、お友達にも言わない。」

「言わない。そうですね、難しいなぁ。」

「いつでも聞いてあげるからさ。」

「はい、分かりました。」

「うん、頑張って。」

「お勉強してきます。」

「お勉強してらっしゃいね（笑）」

「はい。ありがとうございます。」

「じゃあ、またね。うん、はい、どうもありがとう。」

桜迦(オウカ)先生の鑑定結果をチェック

桜迦先生の鑑定のポイントとアドバイスを見てみましょう♪

彼氏と先輩のどっちが良いの？

Answer どっちを選んでも、幸せになれる

「だから迷うんだと思う。一人の持っているエネルギーのパワーというのもさ、ね。今の彼はさ、すごくね、少しずつ、一生懸命に育てる人なの。ふたりの愛をね、育んで、育てていく、何かを築き上げていこうというパワーを持っているの。で、この先輩は、杏ちゃんの思いをフォローしてあげよう、サポートしてあげようという、そういう思いが強くある人なの。」

「彼にしても、この先輩にしてもね、男の資質的にはね、悪いところはない。」

「どっちを選んでも、杏ちゃんは幸せになれるわけ。あとは杏ちゃんの好きか嫌いかの好みになるわけ。」

鑑定結果を伝えないという初めてのパターンに遭遇いたしました。「今それをさ、あえて杏ちゃんに言わない。」と言われた時には驚きましたが、話しているうちに占いだけに従ってしまうことは、危険で後で後悔するからと分かり確かになと思いました。どっちを選んでも幸せになれるから、という桜迦先生のアドバイスもいただけたので、見極めのお勉強をしようと思いました！

続いてのチェックポイントはこちら↓

気をつけた方がいいことってありますか？

Answer 彼氏にも先輩にも友達にも下手なことは言わない。

「下手にね、色々なことを言うとね、怒るから。だから、ちょっと気をつけなきゃいけないのは、先輩にも、先輩の前で彼のことを愚痴らない。ね。良くは言っても、愚痴らない。彼にも、この先輩がこういうふうにしてくれてるんだっていうことを、余計なことを言わないという、そこは気をつけるように。」

「この迷っている段階で友達にいうと、やっぱりさ、「えーなんで、それっておかしくない？」とかって。もう半分やっかみが入っているから。そうすると、ちゃんとさ、正確なさ、判断ができない。」

今の彼氏と先輩を見比べている時に、友達にも相談するのはやめようと思いました！やっかみって実際に存在するのだな…と(ﾟωﾟ)嘘も方便で彼氏には聞かれたら答えようと思います。大変勉強になるアドバイスでした。