雛子先生に相談開始

「もしもし」

「もしもし、よろしくお願いします。」

「よろしくお願いいたします。鑑定中にお名前は何さまとお呼びすればよろしいでしょうか？」

「アイコと申します。」

「アイコさまですね。よろしくお願いします。今日はどんなお話でしょうか？」

「先月お付き合いしていた方とお別れしまして、復縁を希望しているので、そのことについて視ていただきたくてご連絡しました。」

「はい分かりました、何から見ていきましょう？」

「復縁の可能性があるのかと、やっぱり彼の気持ちですね。別れに至った本音と今の気持ちなどが。」

「すみません、「今の気持ち」の前がちょっと聞こえなかったんですが。」

「別れに至った本音ですね。」

「別れに至った本音は何だったのか。分かりました、その辺を聞いていきますね。ではお相手さまの生年月日、西暦からいただけますでしょうか。」

「西暦からですか、19XX年XX月XX日です。」

「はい分かりました、ありがとうございます。ではアイコさまと彼氏さま、視てみます。ちょっとお待ちください。」

イノセントな彼の気持ちは自信のなさの表れだった

(～～～30秒ほど鑑定～～～)

「はい、お待たせしました。今彼のお気持ちと、可能性などもろもろ聞いてみました。復縁の可能性はありますね。できる可能性高いと思います。それは希望を持っていただいた方がいいですね。それで彼の別れに至った本音を聞いてみましたが、何か意外な言葉が返ってきました。「2人の幸せのためです」「あなたのためです」「私はバランスを崩しました」「ちょっと早い判断をしちゃいました」みたいなことを言っていますね。」

「なるほど。分かります、何となく。」

「彼の今の気持ちはまだ回復しきれていないところもあります。2人の関係が終わって強制的に新しい世界が僕を迎えに来たみたいな感じ。2人の関係が終わってしまったのに今日も新しい朝が来たという、まだ傷口があるんだけど美しい景色を見せられていて複雑な気持ち。新しい世界に来たけど嵐の後というか、そんな気持ち。アイコさまに対しては、「もう今はそれぞれ別で生きていこう」「お互い干渉せずにお互いが自分勝手に生きていけばそれでいい」みたいなことを言っています。ただ心の奥底では「あなたと一緒に過ごしたい」「一緒にいたい」「会いたい」「また平穏な時間を過ごしたいです」「あなたとぴったりと家族のようなあの時間がまた欲しい」「また来るんじゃないか」ということも言っていますね。その先その希望がありながら自信のなさを発揮しだし、身動き取れず余裕がなく、みたいなことでグジュグジュしそうですね。なので、「復縁というのはできるんですけれども時間はかかりますよ」という感じで出ています。」

「なるほど。先生、彼はいろいろ言ってはいたんですけど、何に対して一番自信がないんでしょうか。」

「お金。」

「お金。なるほど。」

「お金。そしてあなたの思いに応える、要求に応える、これが2番目にきていますね。自分の生活と自分のお金とあなたの思いと私の思いとという、このバランスが崩れていた。それで、「自分にはあなたと一緒にいる、支えていくという自信がなくなって早い判断をしちゃった」みたいなことは言っています。」

「なるほど。先生、復縁できるにしよ何にせよ、至らないところがあったからお別れしたわけなので、今と同じ状態でスタートしても同じことになるのでお互いに成長する必要があると思うのですが、今私ができることなどがあればアドバイスをいただけますか？」

「傷ついた心は気持ちを出し切って癒やしましょう」

「一番強く出ている言葉は「休みなさい」という言葉が来ていますね。「とにかく休みなさい」ということです。頑張ろう頑張ろうとしてしまうので、休んで。あと「彼のことしか見えてないよ」というのが入ってきていますね。それから、本当はもっと傷ついただろうに、それがまだ未消化の部分があります、時間がもうちょっと癒してくれるはずです。彼じゃなきゃいけないという執着心が邪魔するので、これも手放していきましょう。そうするともっと早まると思いますよ。」

「先生、確かに最近自分でも自分で思っている以上に傷ついているなというふうに思ったんですね。「一回り年下の彼と一緒に結婚しても子供を産んであげられないかもしれない」というふうに考えたらすごい悲しくなって、そういう部分も彼に否定されたようなというか……否定されたじゃないですね、突き付けられた感じがして傷ついているのかもしれないんですけど。他にも自分のことながら分からないので、本当にどこに傷ついているんだろうというのが自分で知りたくて。」

「やはり一番はお子さんというのが入ってきますね。お子さんから自分の女性の価値に結びついています。自己価値に結びついていますね。もう1つ、ざっくりになりますけど、彼が幸せそのものだったということが入って来ていて、その幸せ丸ごと失った感じですね。」

「先生本当におっしゃる通りなんですよ。彼のことしか考えられない。「そんなこと考えていたら余計よくないだろう」「別れたタイミングでそれぞれの世界でまず頑張る」とか思うんですけど、分かっていながらどうしてこうにも悲しくてたまらないのかという気持ちがあって……そこが自分でもちょっと消化しきれないんです、日々。」

「ここはもう出し切るしかないですね、消化しきるしかないです。」

「それは自分の傷ついた気持ちを癒していくということですかね。」

「そうですね。「出しなさい」というのが出ています。出す……言葉にしてもいいし絵文字にしてもいいので、何でも出す。涙として出してもいいですし、あまりにもと思ったら、私は本当にプロの手を借りて、セラピーですね。別にそれは怪しい霊気とかそういうのじゃなくて、れっきとした心理療法でやっていらっしゃる、なんとか療法とかで「相手に言いきれなかったことを言う」とかそういうものなんですけど、それで自分の中で折り合いつけていくのがかなり効くので、未消化の感情はやり直すというか。多分だんだん彼のことから連鎖反応して自分の自信のなさとかそこまでいくと思うんですよね、いろいろ掘り下げていくと。そこまでしっかりしてあげると良いですね。」

「まずは自分を癒していくということですね。」

「そうですね。そこがちょっと大きそうですね。」

「そうすることで自分の足でまず立てるようになってということですね。それからですね。なるほど、分かりました。先生、先ほど時間がかかりそうとおっしゃったんですけれども、私の「時間がかかる」と、先生の「時間がかかる」って違うのか不安なんですが、どれくらいの感じなんでしょうか？」

「でも早くて年内というのは出てるんですね。早くて年内。年内間に合うかどうかという感じですね。このまま行ったらという話。秋くらいはまだ彼の方が「決心づいていない」と言っていますので、もう少しはかかるという感じ。早くて年内はいけると思います。やっぱりまだ想い合ってますからね、2人が。」

「先生、今回なんですけれども、今まで結婚も数回していていろいろ出会いはあったんですが、すごいただならぬご縁をすごい感じるんです。好き嫌いとか以上に、たくさん気付きや学びをくれる存在で、そういった彼とのご縁というのは以前からあった感じなんでしょうか？」

二人の関係に名前をつけない強さが必要

「そうですね、あるというふうに入ってきますね。あります。でも「そんなにお墨付きを求めない方がいいよ」というのもメッセージで来ているので。」

「ん？」

「あなたたちお墨付きらないよって、「目の前の彼だけ見ていればいいから」ということを言っています。」

「そうですね、そんな気がします。」

「名前とかいらないので。関係の名前とかそれにこだわると逆に足かせになるので。」

「なんか分かります。今仰っていただいたように名前を付けることが彼の足かせになったり、彼には最初に「私高齢出産になるのでその点も不安で、お付き合いするんだったら結婚前提じゃないと無理です」ということ言っていてそれがすごいプレッシャーでもあったと思うんですね。なので、もし復縁ということになったときは、その辺りはもう「結婚前提でね」ということではなく、ただ今というところを2人で歩いていくという、そんな感じがいいんですかね？」

「実は10月とか11月とかその辺りの彼の気持ちを見ていると、結婚を否定しているんです、彼の方が。そこから結婚を意識しているからこそ出てくる言葉だと思うんですけど、その時点では否定されているので、まずはスモールステップで復縁というところをまず目指していくのがいいかなと思います。」

「そこはかえってこだわらない方がいいですかね、私の方で。」

「そうですね、もちろん願うのはやった方がいいですね。願うのをやった方がいいというか自分の心に素直になる、なっていいです。ただこだわらない、今そこにこだわらないというか、その方が彼の気持ちを変える可能性があるので、ちょっとそこはボヤっとさせておいた方がいいですね。彼の場合は。」

「自分がそういった「2人で一緒にいてそういうふうになれたらいいな」という、押しつけじゃなくて自分の中の希望で持ち続けることはいいんですかね？」

「そうです、そうです。それはもう持っておいていいと思います。例え目の前の彼がそれは考えられないというふうに言ったとしても「ふーん」みたいな気持ちでいたらいいと思います。」

「なれるかな。「ふーん」って言えるかな。」

「わかったわかった、というくらいのその強さがあった方が彼はいいですね。」

「そうですか、強くなきゃダメなんですね。」

「そうですね、あとは2人の方でお金っていうことがダイレクトに来たので、そこは多分男性としては結婚ということには非常にデリケートな方なので3ヶ月少々でお金のことが悩みが解消するということはないですから。」

「実は彼が自営業をしていて、私がその補助者というかサポートの仕事をずっとして一緒にしてたんですね。だからそういう面では一緒にいた方が仕事をした方がまわるんじゃないかなという展望があるんですけど、その辺りいかがですか？」

「ちょっと聞きますね。そういう問題じゃないみたいな……そういう問題じゃないと思う。でもこれ彼の今年の12月から彼としては追い風が吹いてきます。彼の運気的なもの、恋愛運も含めですね、仕事もそうです。ちょっと前までしんどかったですけど、今も若干しんどさ残りますけど、12月から追い風吹くんで、この波に乗っていけたらいいなと思いますね。そうしたらその彼が心配している自分の理想とするお金とかの使い方とか結婚観とか、そこもいい感じに柔軟に変わっていったらいいなという感じですね。」

「そうなんですね、分かりました。じゃあ自分を癒すところから始まって、実直的にという感じですかね。」

「そうですね。あとは心軽く、休むというのが出ていたので休みなさいというのを忠実に守ってみてください。」

「分かりました。すみません、先生今日はありがとうございました。」

「はい、応援しています、ありがとうございました。」

「失礼いたします。」

「失礼いたします。」

雛子先生の鑑定を検証しよう！

では、アイコさんと電話占いStyle編集部かもめのと一緒に相談内容とそれに対する雛子先生の鑑定内容を振り返ってポイントをみてみましょう！

彼と復縁はできる？

Answer 復縁の可能性は高いけれど時間がかかりそう

「彼の今の気持ちはまだ回復しきれていないところもあります。心の奥底では「あなたと一緒に過ごしたい」「一緒にいたい」「会いたい」「また平穏な時間を過ごしたいです」「あなたとぴったりと家族のようなあの時間がまた欲しい」「また来るんじゃないか」ということも言っていますね。その先その希望がありながら自信のなさを発揮しだし、身動き取れず余裕がなく、みたいなことでグジュグジュしそうですね。なので、「復縁というのはできるんですけれども時間はかかりますよ」という感じで出ています。」

「実は10月とか11月とかその辺りの彼の気持ちを見ていると、結婚を否定しているんです、彼の方が。そこから結婚を意識しているからこそ出てくる言葉だと思うんですけど、その時点では否定されているので、まずはスモールステップで復縁というところをまず目指していくのがいいかなと思います。」

雛子先生独特の表現なのでしょうか、かなり詩的な表現での説明でした(笑)　復縁はできるけれど、彼の気持ちが定まってないから今すぐは難しいようです。一方、アイコさんはその間「休んで自分の気持ちを癒やす」ことに専念するようにアドバイスを受けました。彼の気持ちが決まるまで何もしていないと焦りや不安が募りますが、自分に向き合うことでアイコさんにも心にゆとりが持てそうですね。

次のチェックポイントはこちら↓

別れに至った彼の気持ちを教えてくだい

Answer アイコさんと一緒にいる自信がなくなってしまったから。

「彼の別れに至った本音を聞いてみましたが、何か意外な言葉が返ってきました。「2人の幸せのためです」「あなたのためです」「私はバランスを崩しました」「ちょっと早い判断をしちゃいました」みたいなことを言っていますね。」

「お金。そしてあなたの思いに応える、要求に応える、これが2番目にきていますね。自分の生活と自分のお金とあなたの思いと私の思いとという、このバランスが崩れていた。それで、「自分にはあなたと一緒にいる、支えていくという自信がなくなって早い判断をしちゃった」みたいなことは言っています。」

自信がない彼が思いつめた結果、別れに至ったとのこと。「アイコさんを嫌いになったから」というワケではなかったので良かったですが、彼に自信がつくまでは難しそうです。年末に運が向いてきて、その波に乗れるかがカギのようです。