夏女先生に相談開始

「夏女です、こんばんは、どうぞよろしくお願いいたします。恐れ入ります、お呼びかけのためにお名前を教えていただけますか？」

「フルネームで？」

「下のお名前だけで大丈夫ですよ。」

「ありがとうございます、サラダと言います。」

「サラダさんですね、サラダさん、ありがとうございます。ではサラダさん、どのようなご相談でお電話いただきましたでしょうか？」

「夏女先生のプロフィールを拝見させていただきまして、ペットの気持ちと書いてあったので、うちで飼っていた猫のことをちょっとご相談したくて。」

ネコのタマくんは洗っていたら出ていってしまった

「猫ちゃんのお名前を教えていただけますか？」

「タマ。オスです。」

「タマくん。この子とお別れになったのはいつですか？タマくんと。」

「タマくんが、1週間ちょっと前にお別れと言うか、いなくなってしまったんですね。」

「おうちの中から突然？」

「突然。きっかけ自体は、私の住んでいるところが田舎で、畑の肥やしを混ぜている土がけっこう多くて、タマはよくそこでゴロゴロしているんです。そうすると肥しの臭いがすごいするので、ちょこちょこっと洗っていたら、最後に洗ったときにスッと出て行って、それっきり帰ってこなくなってしまいました。」

「タマくんはしょっちゅうお1人でお散歩に、外に行ったり家に入ったりという感じですか？」

「でした。」

「肥やしの臭いがしたので洗った。もともと洗われるの嫌だから、嫌いですよね、お風呂。」

「お風呂嫌いです。嫌いなんです。」

「乾かさないでそのまま出て行っちゃったの？」

「そうです。」

「こんな長く家を空けられるのは初めてですよね。」

「初めてです。」

飼い主のサラダさんの不安を察知して家を出てしまったタマくん

「1週間というのはね。」

「1週間以上は初めてなんですけれども、ただ私のうちでちょっと事情がありまして、もしかしたら、うちのタマくんを飼えなくなるかもしれないんですね。家を手放さなければいけなくなって、次に引っ越したい家もペットが可能なところを見つけはしたんですけれども、もしかしたら時期的にそんなことを察知して出て行ってしまったんじゃないかとか。」

「ペット可じゃないところに今、サラダさんお住まいなんですか？」

「住んでいるところは持ち家なんですけれども、この家をちょっと手放さなければいけない可能性が高くて。」

「ペット可のところを探している最中にタマくんがいなくなっちゃった？」

「というか、ちょっと時系列が違うんですけれども、家を手放さなければという話が出たのは、タマくんが出て行ってからなんですね。」

「手放さなければいけないというのは、タマくんが1週間前に出て行ってから。」

「そうです。具体的に「考えなきゃいけないかな」ということが起こったのがそのタマが出て行った後で。できる限り一緒に住めるように私も頑張っていたんですけど、仕事尽くしでずっと構ってあげられなくて……。何かもう洗うだけ洗っちゃってみたいな形で。」

「洗われるのは初めてじゃないんですけど、洗われたときにいつもよりサラダさんの心がザワザワしちゃってたからね。洗われたタマくん、それを察知していますね。いつもの洗いとちょっと違ってた感じでね。心が乱れちゃっている中で、タマくんを捕まえて洗っているから。」

「本当にそうでした。」

「それで、ここにいてはいけないのかなと思って、パーッと出て。だからおうちのこととかいろんなこととか聞いているんですよ、お話を全部ね。この子は猫ちゃんというよりも、人間の子供に近いんだよね。ものすごく頭が良くて、人の話をじーっと聞いているんですよ。」

「聞いています。」

「じっと見ていることもあるでしょ、サラダさんのことを。」

「見ています。そうなんです。」

「じーっと。だからすごく敏感で、頭のいい子なのでね。洗われたときの、ちょっとガバーッとやってちょっと痛かったね。それでバーッと逃げたんだよね。自分がここにいちゃ迷惑なのかなとか、サラダさんのことを守ってたからね。守ってたんですよ。でもこの喋っていることや、サラダさんが今タマくんのために流されている涙ね、こういうのを全部タマくん分かっているから。そんなに遠くには行ってないですよ。」

タマくんが安心して帰れる場所を用意してあげましょう

「多分そうなんです。近所にちらっと影が見えて。だけどこっちに全然近寄らなくなっちゃって。」

「「タマ、大丈夫だよ」って、「ママは大丈夫だから安心しておうちに戻っておいで。なでなでしてあげるから」って言って、タマくんの好きなものを用意しておいてあげるといいね。心地いい自分の居場所だったのに、ここにいちゃいけないような気がしてね。慌てて出て行っちゃったんだよね。」

「慌てて出て行っちゃった。そんな感じでした。」

「でも「サラダさんが今どうしてるかな」「どう思ってるかな」って、その辺もすごくすごく心配で、ちょっとそばをウロウロウロウロされているからね、大丈夫だよタマ。「こんな1週間つらい思いするんだったらずっと一緒にいるから、もう居場所は私のそばだから」って言って、用意してあげて。」

「分かりました。」

「よし、ってなったら帰ってきますよ。ばつが悪そうに。抱きしめてあげてください。1週間どうしていいか分からないで放浪されていましたから、疲れきっていますからね。二度と手放さないで、帰ってきたら大切にしてあげてください。サラダさんの守り神様だから。」

「ちゃんと私守れますかね？」

「守れますよ。守り守られるためにサラダさんの前に現れたんだから。大切な子供、宝物ですよ。いろんな役目を果たしてる、サラダさんに対して。子供の役目、お父さんの役目。」

「お父さんの役目ですか？」

「そう。お父さんのような顔で見ているときがあるでしょ。」

「そうだったんですね。」

「お父さんのような目で見ているときもあったよ。子供の役目だけじゃなくていろんな役目を果たしてくれる。」

「何でじっと見てるのかなと思ってて。」

「それはサラダさんが元気かどうか、落ち込んでいるんじゃないか、心がざわついているんじゃないかとか、じっと見て観察しているの。「見て見て」「こっち見て」「元気出して」って、あとは心配そうに見ているときもある。黙ってね。とにかくいつも元気でいてほしいし、自分を見て元気になってほしいと思っています。大切な宝物、ウェルカム、ウェルカムしてあげてください。二度と手放さないように大切にしてあげてね。タマくんが早く戻ってくるようにお祈りしておきます。」

「ありがとうございます。」

「居場所はここだよ、サラダさんの元にね。行って守ってあげてって言っておくね。」

「ありがとうございます。」

「タマくんの好きなものを用意して、笑顔で待っていてください。もうそろそろ帰ってくるからね。なでなでしてあげてくださいね。また何かありましたらいつでもお声かけください。」

「ありがとうございました。」

「元気になりましょうね。ごめんくださいませ。」

夏女先生の鑑定を検証しよう！

では、サラダさんと電話占いStyle編集部かもめのと一緒に相談内容とそれに対する夏女先生の鑑定内容を振り返ってポイントをみてみましょう！

タマはどうしていなくなってしまったんでしょう？

Answer サラダさんのザワザワした気持ちを察して家を飛び出していきました。

「洗われるのは初めてじゃないんですけど、洗われたときにいつもよりサラダさんの心がザワザワしちゃってたからね。洗われたタマくん、それを察知していますね。いつもの洗いとちょっと違ってた感じでね。心が乱れちゃっている中で、タマくんを捕まえて洗っているから。」

「すごく敏感で、頭のいい子なのでね。洗われたときの、ちょっとガバーッとやってちょっと痛かったね。それでバーッと逃げたんだよね。自分がここにいちゃ迷惑なのかなとか、サラダさんのことを守ってたからね。守ってたんですよ。でもこの喋っていることや、サラダさんが今タマくんのために流されている涙ね、こういうのを全部タマくん分かっているから。そんなに遠くには行ってないですよ。」

動物の本能とでもいうのでしょうか。家庭の問題で悩んでいるサラダさんの気持ちを察して、自分が邪魔になる前に姿を消してしまったタマくん。いつも近くにいる存在だからこそ、飼い主のサラダさんの様子の変化に敏感だったのでしょうね。

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どうしたらタマは戻ってきますか？

Answer タマくんは近くにいるから、安心して戻ってこられる場所づくりを。

「「タマ、大丈夫だよ」って、「ママは大丈夫だから安心しておうちに戻っておいで。なでなでしてあげるから」って言って、タマくんの好きなものを用意しておいてあげるといいね。心地いい自分の居場所だったのに、ここにいちゃいけないような気がしてね。慌てて出て行っちゃったんだよね。」

「よし、ってなったら帰ってきますよ。ばつが悪そうに。抱きしめてあげてください。1週間どうしていいか分からないで放浪されていましたから、疲れきっていますからね。二度と手放さないで、帰ってきたら大切にしてあげてください。サラダさんの守り神様だから。」

遠くへ家出しているのではなく、サラダさんの近くにいるとのこと。この結果にサラダさんも一安心。タマが帰ってくるには、彼が安心できる環境が必要と先生はおっしゃいました。サラダさん、タマくんの好きな食べ物やおもちゃをたくさん用意してあげてください！