神道(シンドウ)先生に相談開始

「もしもし。」

「はい、もしもし。神道(シンドウ)と申します。よろしくお願いいたします。」

「お願いします。」

「ではまずお名前頂戴してもよろしいですか。」

「Kanaと申します。」

「Kanaさん初めまして、よろしくお願いいたします。」

「お願いします。」

「Kanaさん、今日はどうなさったんですか？」

「主人のことなんですけども、ちょっと夫婦関係があんまりよくなくて…具体的に何がというわけじゃないんですけども、ちょっと離婚もちらついている感じで私が一方的に。どうしたらいいのかなというところで何か主人の気持ちだったりが全く分からないので、何か先生から何か見て分かるようなこととかがあればアドバイスをいただきたくてご連絡したんですが。」

「ありがとうございます。ちなみにKanaさん、旦那さんとご結婚されてどれくらい経つんですか？」

「3年くらいですね。」

「3年くらい。分かりました。じゃあまずね、旦那さんご自身がKanaさんのことを、要は夫婦生活ですよね。に対してどういうふうに思っていらっしゃるのかというのをさっそくちょっと見させてもらいますね。はい。」

旦那さんの気持ちと夫婦間のコミュニケーションを復活させるには？？

「はい。さっそく旦那さんの気持ちというのを見ていると、決してKanaさんのことを嫌いという感覚はないんですよ。嫌いという感覚もないし、家庭として家庭は大切にしていきたいなという意識は持っていらっしゃるんですけれども、ただやっぱり言葉で発することをしないし、あとね、ちょっと言葉悪いかもしれないですけど、もう少し結婚に対して、自分がいろんなことを変えていかなきゃいけない意識を持たなきゃいけないと思うんだ。」

「私がですか？」

「旦那さんが。要はね、自分で男だから、男だからという言い方をしちゃうけど、男だから何かあった時にやっぱり腹を割って話さなきゃいけないし、方向性にしてもね、俺がこういうふうにしていきたいから、Kana、これに対してこういうふうにしてくれよとかね、例えばよ。そういうふうなリードする部分がやっぱりないんだよね。そうなると、Kanaさんの方も何のために結婚したか正直分からなくなってると思うんだ。で、気持ちはあるというのはそれは間違いがないけれど、それを表現しなきゃいけない。表現しなきゃ何も変わっていかないし、逆に言えばKanaさんの方も逆に諦めちゃうと思うんだよ、もういいやって。今どちらかというと諦めの境地に来ているでしょ。」

「私が。そうなんですよ…」

「Kanaさんがね。このままの状態だと、もうやっぱり別れたいっていうふうになっちゃうと思うんだ。で、やっぱり何がいけないかと言ったら、どうして結婚したかっていうそのいきさつを旦那さんも思い出さなきゃいけないと思うんだ。Kanaさんは言い方悪いんだけれど、家政婦じゃないんだよ。だけど今って言ったらそんなレベルになっちゃっていると思うんだ。確かに旦那さんは大切に思っていらっしゃるけれど、本人が変わる意思を持たないとそれはやっぱりダメだよね、正直。」

「どうしたらいいですかね？」

「Kanaさんとしては離婚は避けたい？」

「子供がまだ小っちゃくて。何だろう、今すぐにというのはちょっと勇気がなくて…そうですね。別に何か悪いことをしているわけでもなければ生活もちゃんとやっているから、今すぐ離婚てことも違うなっていう感じでもあるんですけど。さっきおっしゃったように家政婦じゃないけど、してくれて当たり前みたいな感じになっていて、結婚してまだ3年ですけど付き合っている期間はすごい長かったんですよ。10年、8年くらい。めちゃくちゃ関係性は長いんですけれども、彼が悪いっておっしゃってたんだけれども、じゃあどうすればいいのかというのが分からないんです…」

「じゃあね、結婚して3年、付き合って7年、トータル10年くらい一緒にいるわけでしょ。で、旦那さんの中でもさっきも言ったようにやって当たり前、これしてくれて当たり前という部分がやっぱりあるんだ。それは本当に否めない部分ね。」

「うん、うん。」

「でね、あと私は思うけど、絶対的にコミュニケーション不足というのは当然否めないからね、だから例えば会話をしようとしても旦那が相手にしてくれないとか、何か言ってもフーンって終わっちゃう可能性が多いと思うんだ。だから一番いいのが、離婚っていうのは今考えなくてもいい、正直。」

「あ〜うん、うん。」

「だって旦那さん変われる可能性あるから見てると。じゃあどうしたらいいかと言ったら、例えばここでKanaさんが話したところでさっきも言ったように反応が悪いというのは分かるんだ。だったらちょっとごめんなさい、すごい面倒なことを言うけれど、これからどういうふうにしていきたいかっていうのがKanaさんの中でもあると思うんだ。もう少し夫婦で話して対話をする時間がほしいとかね。子供のことでもこうしてほしいああしてほしいってあると思うんだ。それを1回ね、箇条書きでいいからお手紙で書いてあげてほしい。」

「うん、うん。」

「でね、人っていうのは例えばそれLINEでやればいいじゃんとかメールで書けばいいじゃんっていう人もいるけれど、メールとかLINEっていうのはダメなの、結局。読んだらもうそれで終わっちゃうから。でも思いを込めて手で書く手紙っていうのは相手の心に響くんだ。だから1度そういうふうにしてこういうところを直してもらいたい、こういうところをこうしてもらいたい、あなたはどう思ってるって、1回お手紙にされたらいいと思いますよ。もしくは、書いて旦那さんに目の前で読んでもらうという。目の前で読んでもらってどう思った？っていうことを聞いて、一つ一つやり取りをしていく方法がいいんじゃないかな。」

「なるほど（笑）やりとりというのは話、紙を見せながら話すということですか（笑）？」

「そうです。」

「できるかな（笑）」

「どう思う？というような感じで。それはどうかな、Kanaさん的にはやりにくい？」

「だいぶ（笑）」

「やりにくい？」

「うん。」

「じゃあだいぶやりにくかったら、お手紙だけ書いて渡しておいて、また読んでもらって、後に返事をもらうというのはどうかな。」

「それはこうしてほしいああしてほしいって書くんですか？」

「そうです。やっぱり自分の願望をね、願望希望っていうのは旦那さんには伝わってないから。旦那さんの願望希望というのはだいたい多分Kanaさん分かると思うんだ。でもこっちの願望希望というのは全然旦那さんの方は読み取ってないから。俺は働いて家族を養っていけばいいんだろっていうくらいしかないんだよ。そうじゃなくて女として母親として認めてほしい部分とかってあるでしょ。それをやっぱり伝えなきゃいけないと思うんだ。」

「伝わるかっていうのが自信がないというか、スルーされそうですね。今までもけっこうそういう感じだったんですよね、うまいこと流すというか。スルーですね。」

「でもね、やっぱり正直私、Kanaさんが離婚を考えるくらいなんだから、けっこうあなたも切羽詰まってると思うんだよ。余裕を持っているわけじゃないじゃん。今までと当然決意が違うわけだから、今すぐ離婚は当然ないし、すぐに離婚はないなっていうのが読めるから言うけれど、お手紙とかの中に私はこれでいいのか本当に悩んでる、将来、っていうことも書いてもいいんじゃないかな。」

「あ〜分かりました。」

離婚しないでも良い関係に戻るためには！

「そうしないと、子供が不憫だよ。旦那さんはお子さんに対しては、彼が手を貸してくれたり子供をあやしたり云々ということはどうです？」

「それはすごいしてくれるし、可愛がっているので。だから何の不満があるんだって多分言われると思う、言われるレベルだと思うんだけど、もっといろいろある方からしたら。」

「でもね、何の不満があるんだって、コミュニケーションがとれてないって、それは不満になるよ。そこは男性脳と女性脳の違いだからね。だから、旦那さんに1から100までKanaさんのこと分かれってそれは無理だけれど、寄り添うことはできると思うんだ。協力することね。それをしていかないと夫婦仲っていうのはやっぱり亀裂が入ってしまって結局何のために結婚したの、ってなっちゃうから。決してKanaさん、あなたは悪いことを言っているわけではない、あなたはすごい正当、普通のことを言ってるんだよ。だけど旦那さんが、要は視野が狭くなっちゃって、俺は仕事をやればいいんだろという意識になっちゃってるんだよ。」

「逆にそれがすごく分かるから、私もちょっと子供ができたりとかして仕事をセーブしてたんですけど。私が仕事をして彼と張り合うじゃないですけど、ちゃんと稼ぎを出していったらまた関係を変えられるのかなというのも1つあったりとかして、その辺りはどうなんですかね？」

「それはあなたが稼ぐようになると関係が変わることは確か。でもKanaさんはお仕事することに対して、どうです、抵抗なく頑張れます？」

「頑張れますね…」

「頑張れる。」

「ただ子供を預けるというか、バランスですよね。主人はそういう時間はないから、お世話をするとなるのをやっぱり…そこが変わってくるから、まだ小さいから。そこは時間はほしい。その中でどうやるのかという課題はありますけれども。」

「でもね、収入はKanaさんも対等までは行かないにしても変わってくれば、それは旦那さんも見方が変わることは確かなんですよ。ただそこで子供に対してね、「お前それでいいのか」ってならないかな。それがちょっと気になりますね。お子さんのことをすごく大事に思っていらっしゃる旦那さまだから。だったらそこでもう少しいろんなコミュニケーションをとって旦那さんの方はもっともっと今まで以上に協力してもらわないと当然ダメになってくると思うんですよ。で、例えばお話するときに「私自身がもう少しお仕事をもっと力入れてやろうかなと思うけど、そのとき子供のことというのは協力してくれる？」っていうことを1回聞いてみるのもいいかもしれないね。だからKanaさんがそういうふうにある程度頑張れるというのであれば、状況を変えるのには一番早いかもしれない。」

彼と結婚したことに意味はあるのか？

「そうなんですね。本当に先ほどおっしゃったように、ずっと長く付き合ってきてそのまま結婚したので、「何で結婚したの？」ってさっきおっしゃったんですけど、まさにそんな感じで。そういうのって考え方によっては意味があるだったりとか言いますけど、どういう意味があって彼と結婚までして子供までできてっていうのは、意味があるとは思うんですけど。」

「意味はありますね。」

「どういう意味があってとかってそういうのとかってちょっと…何ですか？」

「それはKanaさんにとっては人間の成長。自己成長だよね。で、旦那さんにとっても、自己成長になるんだよ。Kanaさんは確かにごめんね、言葉悪いかもしれないけど確かに旦那さんと結婚して、楽しいことも多々あったと思うんだよ。やっぱりこの人はあなたにとっては1から10まで分かる人だから、基本的にね。彼もあなたに対しては本当に居心地がいい場所だというのは分かってるんだ。」

「うん、そうですね。」

「だけどここで今見てるのはね、今までのこと、要はあなたたちというのは子供の状態で結婚しているわけよ。で、ごめんね、これもちょっと言葉が悪いけど子供の状態で子供を産んでるんだ。2人ともが。」

「あ〜…」

「確かに体とかいうのは当然大人になっているけれど、精神的にはまだちょっと幼い部分が残ってたんだ。だからここで彼もそうだしあなたもそうだし、一皮むけていかなきゃいけないんだ。むけていけば確実に2人が大人になれて、大人になれたと同時にやっぱり幸せというのを自分たちの手にすることができるんだ。なのでそれはちょっと厳しいことだけど、でもそれを与えられているという意識を持った方がいい。」

「なるほど。」

「でね、ここで自分が成長のため、大人になるためにどれだけ頑張らなきゃいけないかっていうのも当然出てくると思うんだ。私が見ている限りだと、ここで例えばKanaさんがお仕事のことに対してもう少し力を入れるようになったら、もう来年には関係性変わりますよ。本当に。」

「そうなんですね！力を入れるというのは、具体的にどういうことでそうなるんですか？例えば法人化するだとか、売り上げがどうこうとか、どういうラインでそうなるということになるんですか？」

「多分法人化することをもししたら、それはめちゃくちゃ変わりますよ、状況が。でも今法人化してKanaさんやっていける？」

「いろいろ変えないといけないですね…」

「でしょ。だから逆に言えば自分の中で、じゃあいついつまでに法人化しようという意識を持つ。それに向かってやっぱり進んでいけば、あなたはできる人なんだよ。だから例えばね、法人化、年度末、来年の3月って年度末だよね。年度末までにある程度話を自分でちょっとだけ進めてみようとかね。年度始めからできればそういうふうにやっていきたいなとか、もしくは当然人っていうのはお誕生日があるでしょ。来年の自分のお誕生日までにこういうラインまで持っていこうとかね。そういうのを目標にして進んでいけばあなたはできる。売り上げを上げるということも必要だけれど、法人化するということになると、旦那さんはお勤めに出ていらっしゃるんです？」

「そうです。」

「だったらそこでまた違うじゃんね。そうなるとあなたの方が立場は上になるよ。だからそういった目標でちょっとやっていけば、例えばお仕事のことで業種は違えど、何か進んでいくときに分からないことを旦那さんに聞くことだってできるんだ。ちょっと教えてって。分かる範囲でいいから教えてくれないとかね。」

「なるほど、解決策が見えました〜！」

「そうなるとコミュニケーションとれるでしょ。そういう方向で進んでいかれたらどうかな。」

「分かりました、ちょっと気持ちが晴れました（笑）」

「Kanaさん、そういう方向性でやっていった方があなた多分ね、すごく成長できるよ。」

「そうですか。そのための結婚だったかもって分かるかもしれないですね。」

「多分確実に分かります。」

「なるほど、分かりました。」

「あと後々、多分2年後3年後くらいに、あのときこのくらい仲悪かったよねって言えるようになる。だからそれを目標に進めてみたらどうかな。」

「分かりました。具体的にありがとうございます！」

「いいえ、Kanaさん頑張ってね。」

「ありがとうございました！」

「また何かあったらぜひ声聞かせてください。Kanaさん、本当にありがとうございました。失礼いたします。」

神道(シンドウ)先生の鑑定を検証しよう！

では、Kanaさんと電話占いStyle編集部かもめのと一緒に相談内容とそれに対する神道先生の鑑定内容を振り返ってポイントをみてみましょう！

旦那さんの気持ちと夫婦間のコミュニケーションを復活させるには？

Answer 家庭として家庭は大切にしていきたいなという意識はある。旦那さん本人が変わる意思を持たないといけない。

「旦那さんの気持ちというのを見ていると、決してKanaさんのことを嫌いという感覚はないんですよ。嫌いという感覚もないし、家庭として家庭は大切にしていきたいなという意識は持っていらっしゃるんですけれども、ただやっぱり言葉で発することをしないし、あとね、ちょっと言葉悪いかもしれないですけど、もう少し結婚に対して、自分がいろんなことを変えていかなきゃいけない意識を持たなきゃいけないと思うんだ。」

「箇条書きでいいからお手紙で書いてあげてほしい。思いを込めて手で書く手紙っていうのは相手の心に響くんだ。だから1度そういうふうにしてこういうところを直してもらいたい、こういうところをこうしてもらいたい、あなたはどう思ってるって、1回お手紙にされたらいいと思いますよ。」

改めてお手紙ってLINEやメールと違って心に響くものがあるんだなって思いました。Kanaさんは話し合いをしてもスルーされてきたことが幾度とあって、手紙を書いてもまたスルーされそうと不安でしたが、神道先生は思いを伝えないと励ましを受けて、伝えてみようという気持ちになっていました。コミュニケーション不足はどの夫婦間でも起こり得ることなので、お手紙を書くというアドバイスは具体的で良いですね！

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彼と結婚したことに意味はあるのか？

Answer 人間の成長。自己成長。

「それはKanaさんにとっては人間の成長。自己成長だよね。で、旦那さんにとっても、自己成長になるんだよ。だけどここで今見てるのはね、今までのこと、要はあなたたちというのは子供の状態で結婚しているわけよ。確かに体とかいうのは当然大人になっているけれど、精神的にはまだちょっと幼い部分が残ってたんだ。だからここで彼もそうだしあなたもそうだし、一皮むけていかなきゃいけないんだ。むけていけば確実に2人が大人になれて、大人になれたと同時にやっぱり幸せというのを自分たちの手にすることができるんだ。なのでそれはちょっと厳しいことだけど、でもそれを与えられているという意識を持った方がいい。」

「でね、ここで自分が成長のため、大人になるためにどれだけ頑張らなきゃいけないかっていうのも当然出てくると思うんだ。私が見ている限りだと、ここで例えばKanaさんがお仕事のことに対してもう少し力を入れるようになったら、もう来年には関係性変わりますよ。本当に。」

今の状況を乗り越えられたらそのための結婚だったって分かるのならば、今の状況も頑張れるとKanaさんが前向きな気持ちになっているのが伝わりました。具体的な目標を定めて動き出せば自体も好転するという言葉で、Kanaさんもやる気に溢れた声を聞くことができました。